No.124_News Topic:関東のNEWS

News Topic 02 関東のNEWS
~コロナ禍を生き抜く「関東甲信越ブロック代表者会議」~

9月4日にZOOMにて関東信越代表者会議が開催された。湯本副会長からの開会あいさつから始まり、3社の事例報告、グループ討論と関東甲信越ブロック議事が執り行われた。

今回事例報告を頂いたのは、東京同友会 田中和江氏/(株)テイ製作所、茨城同友会 八巻大介氏/(株)つくば食品、栃木同友会 大江正孝氏/サンプラスチック(株)の三氏である。三氏ともコロナウィルスの感染が広がる中で、社員の安全を守り安心感を持ってもらうための社長としての意思の表明と行動、そしてコロナ環境下における社会的課題に対して商品開発や関係づくりにより新しい展望を切り拓いていった点で共通する。

三氏それぞれから深い学びを得ることができたが、特に大江氏の経営実践事例は強く学ぶことができた。「高機能フィルムを極める」ことを掲げる同社は、行政と連携を深めながらコロナ環境下で欠乏していた医療用プラスチックガウンを短期間で開発し、社外の連携先と協調して生産力を高めた。短期間での開発・生産力引き上げは同氏の非常時における「強い経営の意思」に基づいており、かつ、これまで同氏が経営指針で掲げた未来事業定義「新市場を創出する高機能フィルムメーカー」から全くぶれていない。

同社の社会課題へ応える姿は、自社の社員を大切にし自社の技術を重んじ自社の未来の可能性高く掲げるという、大江氏の経営姿勢があったからこそ非常時に実現できたのである。三氏の報告から、不断の経営努力が不可欠だということを学ぶことができた。

関東甲信越ブロック代表者ZOOM会議

関東甲信越ブロック代表者会議

[文責]副代表理事
斎藤秀樹

栃木県中小企業家同友会

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