No.154_News Topic:栃木のNEWS

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~県南支部2月例会~

2月22日小山市城南市民交流センター「ゆめまち」にて、県南支部2月例会が開催された。

今回のテーマは「SDGs地球の限界と自社経営」報告は関東物流有限会社の山本健二社長が行った。

陸上では、地球の人口は1990年代に50億人だったのが、2022年では79億5千万人に増加。人間の活動により増え続ける大気中の二酸化炭素は水に溶け込みやすく、世界中の海が大量に吸収している。

そして今、私たちの海に「海洋酸性化」という異変が起きているという。酸性に傾いた海の水によって身体が溶け始めた小さな生き物たちの異変は、食物連鎖により、より大きな生き物たちの異変に繋がっていく。そして、このままでいくと海洋資源の5分の1が消滅すると予測されている。食卓からお馴染みの魚たちが消えてしまうかもしれないのだ。

2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにできれば、自然のちからによって着実に二酸化炭素は減っていくらしいが、この目標の達成には、発想の転換や新しい事業モデルの創造が必要だということを学んだ。

そこで同友会である。それぞれが専門性を持った経営者集団である同友会のネットワークに未来を拓く可能性をみる。

「百の姓(かばね)を持つ同友会員が集い、一つの姓で出来ることを二つの姓で出来る、いやいや三つの姓でも出来るようにしよう。百姓になろうよ!会社と地球を存続させる持続可能な開発目標を語らいましょう!」と語りかける山本社長は、「次の最先端は今の日陰」という名言で会を締めくくった。

例会開催時の様子

県南支部2月例会

[文責]中村あさみ
株式会社 ボーダーレス

栃木県中小企業家同友会

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