No.182_News Topic:栃木のNEWS
Posted on 2025年8月1日(金) 13:39
News Topic 02 栃木のNEWS
~県南支部6月例会〜
『転ばぬ先の杖』
令和7年6月1 8日に小山交流センター「ゆめまち」 にて県南支部6月例会が開催された。
冒頭、山崎支部長のあいさつで「この場では、参加 者がダメ経営者の仮面を付け、他の参加者から冷や水を浴びせられる場でありたい」と説明があった。
今回の例会テーマは「失敗から学び、リスクに備え ましょう」。
ファシリテーターは、(株)行廣国際アカデミー代表取締役の行痰氏が務めた。
行廣氏から「今回の例会は自社・自身の失敗を素直に話し、 失敗の要因と原因を全員で分析し、 今後の事業への成功率を高める事が目的です。」と発表された。
参加者から以下のような失敗談がで た。
「将来の不安から、 安易に新規事業を始めた。」
「本業と関係ない分野への過剰投賓をした。」
「仕事が少ない焦りから、 価格が合わない仕事を受注 した。」
「簡単·短期・大金を謳っている仕事に手を出した。」「他社が出来たから自社も出来ると思い込み、 受注したが出来なかった。」
これらの失敗事例からの学びとして、 次のような視点が導き出された。
「経営者が思っている不安が現場と合っているか話し 合う。」
「新規事業を始める際は、 その事業が自社の強みを生 かせるものか。 また、 理念や目的に一致しているか確認する。」
「本業から逸脱した新規事業は失敗のリスクが高い、事業を広げる時は本業を元に隣接する事業が好ましい。」
「他社が成功している事業が自社に適しているか、 惜報を躾め偏りがなく正確な情報か確認する努力が必要。」
今回の例会では、 参加者から失敗を共有する事で、多くの学びを得る事が出来た。 失敗の背景には、「不安」「焦り」「思い込み」「惜報の偏り」など様々な要因•原因があること、 そしてそれらを具体的に知る事が出来た。
今回学んだ事を「転ばぬ先の杖」とし事業の成功に繋げて行きたい。
[文責]八木匠
株式会社シンデン 専務取締役