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全国事務局員「学びと成長」研修会 参加報告

~共に歩む「真の事務局」を目指して~

会員の皆様、日頃より同友会活動にご尽力いただき、誠にありがとうございます。 去る7月16日、17日の2日間にわたり開催された、2026年度全国事務局員「学びと成長」研修会に参加してまいりました。今回の研修は、全国から集まった同友会事務局員(入局0~3年)が、理念や役割を再確認し、相互に学び合うことを目的としたもので、研修生およびサポーター総勢34名が参加しました。

1日目の第1 講では、中同協専務幹事の佐藤紀雄氏より、同友会運動の歴史と理念について学びました。その中で特に心に残ったのが「中小企業家同友会の願いは、孤独な経営者をなくそう、地域を元気にしていこう」という言葉です。 私自身、日々の業務を通じて「経営者ほど孤独で、一人で壁に立ち向かう機会が多いのではないか」と感じていました。同友会という場があることで、その壁を乗り越える知恵や方法を見出すことができると感じます。私たち事務局は、そんな皆様の伴走者でありたいと改めて強く思いました。

第2講では、株式会社エイチ・エス・エー代表取締役の田中勉氏より、リカレント教育や答えに縛られない生き方についてお話を伺いました。「安定は×、夢を持て、冒険心を忘れるな」という熱いメッセージの一方で、グループ討議では若手事務局員たちからリアルな声も上がりました。「夢を持つのは大切だが、安定という足元がしっかりしていないと冒険や挑戦はできない」という意見でした。 会員の皆様の中にも、若い頃から身一つで苦労を重ね、ようやく安定した土台を築き上げたからこそ、今の新しい挑戦があるという方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。生活や経営の「底辺の安定」があってこその冒険。それぞれの立場や世代によって見え方は異なりますが、そうした多様な背景を理解し合うことも大切ではないでしょうか。

2 日目は、各地の事務局員による実践報告とグループ討議が行われました。 広島同友会の保田氏の実践報告では、会員の皆様を単なる「経営者」としてではなく「仲間」として捉え、相手の話を「ちゃんときく」姿勢の重要性が語られました。時にはモヤモヤすることもあるかもしれませんが、それを放置せず、しっかりと確認して対話していく。それこそが信頼関係の第一歩だと気づかされました。

中同協の中根氏の報告からは、事務局員は同友会の手引きを読み込むこと、自ら新しい提案をすること、そして仕事の目的意識を持ち初心に返ることなど、それらの重要性を再確認しました。私自身、入局したときにさらっとしか読んでいなかったと反省しました。「働きがいは自分でつくる」という言葉が印象的でした。

グループ討議では、多くの事務局員が「会員さんの会社を訪問したいが、どう行動していいか分からない」「先輩事務局員に色々相談したいが、迷惑ではないかと悶々としてしまう」という意見が、多々ありました。私自身は、日頃から専務理事に何でも相談できる環境におりますが、だからこそ甘えることなく、もっと主体的に動かなければと背筋が伸びる思いでした。 研修全体を通して出た結論の一つが、「やはり会員訪問をやるべきだ」ということです。単なる事務作業をこなす「事務屋」ではなく、皆様の顔が見える「真の事務局」へと成長するためには、現場に足を運び、会員の生の声を聞くことが何より重要で、その延長線に会員同士を繋げるのが大切だということでした。

今後は、役員の方々との同行訪問など、訪問方法を模索しつつ、皆様の会社をもっと深く知る努力を重ねてまいります。そして、そこで得た気づきや皆様の奮闘ぶりを、本会報誌の「商い話」などのコラムを通じて積極的に発信し、会員同士の新たな繋がりを生み出すお手伝いができればと考えております。 まだまだ未熟ではございますが、皆様とともに学び、成長していける事務局を目指してまいります。今後とも、忌憚のないご意見とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

[文責]江口 好子(事務局)]

栃木県中小企業家同友会

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