No.186_News Topic:栃木のNEWS
Posted on 2025年12月10日(水) 11:50
News Topic 02 栃木のNEWS
県南支部10月度県例会
中小企業の採用を考える例会
〜現状とありたい姿から採用を考える〜
10月17日、宇都宮市民活動センターにて10月度県例会が開催された。
「人は石垣、人は城、人は堀」として「国造り」を語ったのは甲斐の戦国武将武田信玄であるが、現代においての「国造り」を「企業経営」とするならば、今回のテーマは経営の根幹を成す重要事項、昨今の人出不足状況においては緊急案件と言える。
この日の例会構成は、①実際に作業する「ワーク」、②情報入手の「プレゼン」、③その後再度「ワーク」、④互いの考えを話合う「グループ討議」、⑤発表「サークルアップ」。
この構成が実に秀逸と惑じた。
先ずは①、「自社の有りたい姿」と「自社の採用のありたい姿」を現状と行動ステップに分けて各々がシートを埋めていくというワーク。
この時点での現状認識を書いくという物、言い換えれば「今のまっさらな自社と経営者としての認識を記せ」である。
「書け!」と言われてもこの手の物は直ぐに書けるものではない、しかし心配は無用、主催者は準備周到、その為のサポート文言を用紙に記載してくれている→「自社は(採用は)目標に対して今どこにいるのか?」「事実のみに基づいて記入(推測、感情は入れない)」等々。
このお陰で順調にワークの記入が進んだ。
次に②、情報入手のプレゼン、担当は県南支部山器支部長、中小企業の人材確保に関係する調査結果を発表した。
先ず「人材不足に対して実施されている具体的内容」「中小企業の採用動向」「実際の募集の方法」「人材確保に成功した企業の特徴」等の事象を数字とグラフデータで紹介。次に好結果を残している企業が実施している有効事例の発表。
自社の縁故者による「リファラル採用」は新しい情報であった。
その後に③、再度のワーク。内容は最初のワークと同じシートを記入するという物だが、「プレゼンにより未知情報がインプットされた後に書いてみる事」が肝と感じた。
ほんの半時前に自身が書いたシートが違って見えるのである。
惜報と言う刺激を受けて自身の考えが動いた(更新された)のか、記入する内容が変わってくるのである。現状記入では「他社との比較」という新たな視点が加わり、行動ステップ記入では自社の取り組みにおいて「どの辺が足りないのか?」「どこに改善の道があるのか?」が見えてくるのである。
これが出来た後に④、同友会の特徴でもあるグループ討議、二つのテーマで実施、最初に「自身が作成したシートの発表」時間は3分、この時間内に思いの丈を発表しきるというのも非常に有効なトレーニングと感じた。
次に「他者の発表、例会全体を通して気付いた事」のテーマ、相互に惑想、気付きを述べ合うものと言うものである。
同友会と言う同じ志を持つもの同士だから実現する忌憚なき意見交換、相互提案は非常に賞重な物であり、毎回「時間を延長させて下さい!」となる。(しかし時間は有限、この日も予定時間で終了となったのであった…残念!)
最後に④、サークルアップ、全員がこの日の学び、感じたことを発表しシェアし合うという物。参加者全員から熱弁がふるわれる、しかしここにも「一人1分」と言う制限あり。
学んだ多くを短時間に凝縮するというのは非常に難しいが(また勿体なくも惑じるが) これも「トレーニング」である。
最後にこのシェアを室長の小岩代表理事が「採用は経営の生命線、その向上は自社を向上させる事」と、まとめた。
まさにその通りである。経営の神様は「事業は(企業は)人なり」の言葉を好んで使ったと言う。その神様とは松下幸之助。かの大企業も社員のカの積み重ね、採用はその端緒、何より大切な活動という事であろう。

[文責]福田 忠史
県南支部幹事


