『 No.85 』カテゴリーの投稿一覧

No.85_目次

発行日:2015年 12月25日
発行者:栃木県中小企業家同友会
〒321-0968 栃木県宇都宮市中今泉2-3-13
TEL 028-612-3826 FAX 028-612-3827
E-mail:t-doyu@ninus.ocn.ne.jp
URL:http://www.tochigi.doyu.jp/
企画編集:広報委員会 印刷:有限会社 赤札堂印刷所
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No.85_News Topic:全国の話題

News Topic 01 全国の話題
 ~第18回障害者問題全国交流会 愛媛大会 参加報告ほか~

被災地での障害者支援の実際と企業の障害者雇用に関して

中同協主催の障害者問題全国交流会が10月22~23日の2日間、愛媛県で開催された。
今回、栃木同友会からは八木代表理事が参加
した。

特別分科会は福島県同友会の鈴木康弘氏の報告で、東日本大震災という異常事態を迎えた中で、障害を持った方々がどんな状況に置かれたのか、また、それをどのように支援したのか、そしてどんな支援が必要だったのか。被災地にあって地域と共に障害を持った方々を支え続けている内容の報告であった。

また、厚生労働省障害者雇用対策課からの障害者雇用率制度の概要、障害者雇用の状況等、
事業協同組合等算定特例制度について、平成30年から精神障害者の法定雇用率算定基礎の対象になることが説明され、企業における障害者雇用がさらに求められることとなる。

本県の障害者雇用についても栃木労働局公表の内容をもって、部会内でも障害者雇用啓発、啓蒙、就労支援を今後も議事していく構えである。

[報告] 障がい者就労支援部会
 福田雅樹/ NPO法人チャレンジド・コミュニティ

No.85_News Topic:栃木の話題

News Topic 02 栃木の話題 ~共に育つ経営研究部会から~

〝ライブ感〟が魅力の経営指針セミナー。飛び入り参加もOK

斎藤秀樹会員

講師の斎藤秀樹会員

11月7日、宇都宮市東市民活動センターにて、8名の参加者が集まり、㈱ウィステリアコンパスの斎藤秀樹社長を講師に迎え、1.会計の基礎というルールを確認する ~中小企業家として自社の決算書を観るために~、2.決算書から自社の状況を分析する ~財務の視点から自社の「強み」と「弱み」のアタリを付ける~というテーマで、経営指針をつくる上で必要なことを学んだ。

その中で具体的事例として、架空の会社「スラムタンク社」の3期分の決算書から財務分析をし、会社の状況を決算書から読み解いていった。実際に数字を読み解き、問題点を見つけ出していくと、ボロボロの経営であることがわかっていく。現金がない! 在庫が積み上がる! スラムタンク社は本当に立ち直れるのか? どんな切り口で会社を建て直すのか? 次回以降開催の経営指針セミナー(1/16、2/6)に乞うご期待! 参加申込は事務局まで。

[報告]共に育つ経営研究部会長 石綱知進/(株)共立

No.85_活動報告:共に育つ経営研究部会

活動報告 01 共に育つ経営研究部会 ~9月県例会~

良い会社とは、長く存続できる会社

湯本氏

湯本良一氏

今年9月25日、宇都宮市東市民活動センターを会場に9月県例会が開催された。報告者は㈱湯建工務店(東京都大田区)の代表取締役であり、東京中小企業家同友会・相談役(元代表理事)の湯本良一氏である。

湯本氏は創業67年の工務店の二代目経営者で、下請け
業務は受けないことを原則に半径2キロ圏内を商圏とし、事業を続けてきた。東京都大田区といえば住宅密集地だが、半径2キロ圏内という極めて限られたエリアで事業が成り立つことに驚くとともに、都市部と地方ではエリア特性に大きな違いがあることを改めて知った。

ある知り合いの紹介をきっかけに東京同友会に入会した氏は、合同企業説明会で求職者と面接できなかった経験から、企業としての在り方を根本から見直す。経営理念や労働条件等の整備に約5年を費やし、やっと定期採用ができるまでの企業に変革していったという。

[報告]広報委員長
 鈴木正則/アデラ・コンテンポラリー

No.85_活動報告:県南支部

活動報告 02 県南支部 ~10月県例会~

社長と社員の信頼関係が会社のピンチを救った!

石渡氏

石渡 裕氏

10月の県例会は東市民活動センターにて、株式会社総合環境分析の代表取締役でもある神奈川同友会の石渡裕社長に「いかなる環境変化にも負けない企業をめざして」という報告をお願いした。

非常にエネルギッシュな方であり、同時に情報公開や社員への対応に正直かつ真っ直ぐな姿勢を感じた。この姿勢があってこそどのような変化にも対応できる強靭な体質が
つくれるのだと思った。

特に社員に対して会社の収支状況などを完全に公開して
いる。これは余程の信頼関係と高い理解度がなければ
できる話ではない。常日頃から「社員と対等な立場」であることを気にかけているせいだと思うが、会社の経営が苦しいときになんと、多くの社員が会社へ出資してくれたという。お陰で持ち直すことができたそうだが、これは単に美談ではなく普段からのコミュニケーション、経営者、会社の姿勢が正直かつ真摯でなければありえない話である。

[報告]県南支部長 三ツ村義康/(株)三ツ村製作所

栃木県中小企業家同友会

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